林業労働者退職金等の給付
概要
京都府及び市町村の補助を受けて長期にわたって林業に就労される労働者の皆様を対象に退職金共済制度を実施しております。
就労1日あたり一定を積み立てていただき、退職時に給付を受ける制度で、国の制度(林業退職金共済制度)とそれと両輪をなす京都府独自の制度(長期就労奨励金給付制度)の2本立てで実施しています。加入を希望される方は、事業主を通じて当センターへお尋ねください。
林業退職金共済制度
この制度は林業に従事する人たちのために、「中小企業退職金共済法」によって、国がつくった制度に、府・市町村の掛金助成、事務組合助成を加え実施しています。
事業主は従事者の働いた日数分に応じて林業退職金共済事業本部(林退共)へ掛金(470円/日)を納め、従事者が林業界を退職したときに林退共(*1)が掛金を通算して退職金を支払います。
*1 林退共=(独)勤労者退職金機構林業退職金共済事業本部
支援センターは、林退共の支部として活動しています。
- 国及び府・市町村の補助
- 新たに加入した従事者分について、最初に交付される共済手帳に貼付される204日分のうち62日分が国の補助により免除されます。
また、京都府・市町村から掛金の一部助成と事務組合助成(林業退職金助成事業)として補助金が交付されます。 - 契約できる事業主
- 林業を営む方なら専業・兼業を問わず、すべて契約できます。
- 対象となる従事者
- 林業の現場で働く従事者なら加入できます。また、いわゆる一人親方でも任意組合を作れば対象となります。
長期事業(長期就労奨励金給付制度)
京都府・市町村の補助を受け、長期(5年以上)にわたって、林業に就労される労働者の皆さんを対象とし、奨励金(退職金)を支給するものです。
助成:従事者掛金(410円/日)と同額を府と市町村で上乗せし積み立てます。